Appleが新型「iPad mini」を発表しました。
今回のモデルは2021年にリリースされた「iPad mini (第6世代)」以来、3年ぶりのアップデート。
パワフルなパフォーマンスと新しい機能を搭載したこの小型タブレットは、ますます使いやすくなり、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。
発表は10月15日で、予約も同日スタート。発売日は10月23日です。
iPad miniの特徴
A17 Pro搭載で快適パフォーマンス
今回の新型iPad miniには、iPhone 15 Proにも採用されている「A17 Pro」チップが搭載されています。
このチップは、前世代モデルの「A15 Bionic」よりも大幅に性能が向上しており、日常的なアプリ操作はもちろん、動画編集やゲームもストレスなく快適に動作します。
具体的には、CPUパフォーマンスが30%、グラフィックス性能が25%向上しており、機械学習に関する処理も2倍速くなりました。
USB-CポートもUSB 3に対応しており、10Gbpsの高速データ転送が可能です。
例えば、大容量の動画や写真データも素早く転送できるため、クリエイティブな作業もスムーズに進みます。
また、Bluetooth 5.3とWi-Fi 6Eにも対応しており、最新の通信規格を利用できます。
Apple Intelligence対でスマートな体験
この新型iPad miniの目玉は、Apple Intelligenceへの対応です。
10月中にリリース予定のiOS 18.1アップデートにより、まずは英語 (米国) でベータ版として提供されます。
具体的には、リリース当初は以下の機能が利用可能です:
- 作文ツール:メールやメモ、他社製アプリで文章作成をサポート。書き直しや校正、要約など文章作成がスムーズに。
- ムービー作成支援:写真アプリのメモリー機能でムービーを作成できる機能。説明を入力するだけで見たいムービーを作成してくれます。
- クリーンアップツール:写真に映り込んだ不要なものを簡単に消すことができます。
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Siri:よりシステムと統合されたデザインに変更され、Siriとのコミュニケーションがより自然で文脈に即したものに。
さらに、画像生成やChatGPTとの統合といった追加機能も今後数ヶ月のうちに提供される予定です。
ただし、日本語対応は来年以降となるため、日本のユーザーは少し待つことになります。
価格とモデルバリエーション
Wi-Fi モデル
Wi-Fi+セルラー モデル
カラーは「スペースブラック」「ブルー」「パープル」「スターライト」の4色から選べ、512GBモデルが新たに追加されました。
最後に
新しいiPad miniは、128GBモデルが税込77,800円からと、前モデルよりも性能が向上し、容量も倍増しています。
それでも価格は手頃で、多機能なタブレットとして非常に魅力的な選択肢です。
特に、軽量で持ち運びがしやすいデバイスを探している人や、動画編集やゲームなどを快適に楽しみたいユーザーにおすすめです。
ソース: Apple、Apple Intelligenceのために設計されたパワフルな新しいiPad miniを発表 - Apple (日本)